【伝えたい】下心で片思い中の女の子を、震災時助けに行った。そこでは地獄のような光景を見ることに・・・

下心で片思い中の女の子を、震災時助けに行った。そこでは地獄のような光景を見ることに…

 

医者に、

「出来るだけ他人に話したほうがいい」

と言われたのですが、

口に出すと未だに情景がフラッシュバックして

震えてしまうので、文章に起こしてみます。

 

3.11の際の武勇伝。

 

当時某食品スーパーに勤めており、

当時片思いだった女性も同じ職場に勤めていました。

 

妙な地響きが聞こえる、

と思った瞬間、本震が来ました。

 

マニュアルには買い物籠を

お客様に被らせる、

というものがありましたが

真っ先に思いついたのは片思いの彼女の事。

 

本来なら叩かれる行為なのでしょうが、

彼女が担当していて、

その時間いるであろう場所へ

途中転びながらも走って向かいました。

 

丁度彼女が座り込んでいる天井部分が

つり天井となっており

支えているワイヤーもすでに残り1本になっていました。

 

(ああ、このままだと潰されるな)

と、妙に冷静にその光景が

目に入っていたのを覚えています。

 

とっさに彼女の手前まで

飛び込むように滑っていった。

(走るより安定したので)

 

 

「危ない!!!」

と叫ぶつもりなのに呂律も回らず、

「っぶぁ!w」

と妙な鳴き声を上げながら

彼女を抱えて陳列棚が並んでいる隙間に転がり込みました。

 

それから体感1秒ほどでしょうか。

 

案の定、天井が落ちてきて、

僕の背中に何かが強打しました。

 

彼女を抱え込むように庇いました。

 

 

恐怖のあまり、

目を瞑ってはいましたが、

腕の中で叫ぶ彼女を

「大丈夫!大丈夫だから!」

と慰めにもならない叫び声をかけていました。

 

そう言いつつも内心、

(ああ、だめかな。でも好きな人抱えて死ぬならいっかなー)

とか

(俺って判るように身分証は服の中にしまっときたいな)

なんてことを無駄に考えていました。

 

暫くして、

背中のしびれも地震も収まってきた頃、

瞑っていた両目を開けると…

 

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